マネパカードとソニーバンクウォレットの現地でお金を引き出す際の手数料を比較してみた。

マネパカードとソニーバンクウォレットの現地でお金を引き出す際の手数料を比較してみた。

注意! マネパカードは住民票を抜いてしまうと規定上利用できなくなります。なので、その場合はソニーバンクウォレットを利用しましょう。 

世界一周を今後に控え、そして、将来的には渡米してパイロットになるため資格を取りたいと考えています。

こう考えると、重要となってくるのがお金(ドル)の管理でしょう。

パイロットの養成所を調べてみると、6~700万円の諸費用が掛かることになり、かつ、それは現金で支払うようです。クレジットカードで支払えればいいのですが、そうはいかないみたいですね。

 

なので、対ドルに対して円高のときにある程度資金を両替しておくというのは、今後の資産管理上重要となってきます。もちろん現地でキャッシングを随時行うのも策としてありますが、なんせ700万円のお金というのは1円円高になると、数万円と変わってくるのです。

簡単に例を考えてみると、1ドル100円の時に700万円分ドルに交換したとします。そうすると7万ドルということになりますね。そして、1ドル101円の時に7万ドル分を購入するのにいくら必要になるかというと、707万円ということで、当然ですが金額が大きくなるほど1円の差というのは大きくなるのです。

最近、今後の不景気を予測してか、1ドル105円前半まで円高が進んでいます。となると、700万円とはいかなくとも、100万円くらいは先に両替しておきたいものです。実は、先に両替しておいて後日引き出すことができる会社があります。

そうすることで、後日円安が進み1ドル120円になったとしても、当時のレートで引き出すことができるのです。なので、海外旅行が好きな人もこの方法を利用すればお得に旅行ができますね。ま、金額が少なければそんなに為替の影響は大きくはなりませんがね。

 

では、事前に両替をして、現地ATMで引き出すことのできるマネパカードとソニーバンクウォレットについて比較検討していきましょう。

マネパカードの利用の流れと手数料を計算してみる。

マネパカードというのは、マネーパートナーズFXという会社が提供しているものになります。名前の通り、FXという文字がありますので、元はFX(外国為替証拠金取引)の会社ですが、FXという投資の手数料が少ないことを利用し、両替を安く済ませることができます。

 

まず、このマネパカードの両替までの流れを見ていきましょう。

1、マネーパートナーズFX(nano含)に入金し、ドルを購入します。

2、そのドルを現受けという、日本円からドルに両替しまーすという操作をします。

3、マネパカードにその両替したドルを入金します。

4、マネパカードを現地のATMで引き出します。

ざっくりこういった流れになります。

 

では、1つずつ流れの解説と手数料の解説をしていきましょう。

1、マネーパートナーズFX(nano)でドルを購入する。

https://www.moneypartners.co.jp/special/deli/?_ga=2.121696009.344793996.1565902835-710085754.1540940664

マネーパートナーズFX(nano)と書いていますが、本来2つに分かれます。通常のマネーパートナーズFXは1万通貨毎。つまり、10000ドルの取引になります。1万ドルということは、ざっくり100万円超!!!!さすがにこの金額をさっと運用はできないですよね。

しかし、nanoのほうは1ドル単位で取引できますので、ざっくり100円くらいから取引ができます。なので、利用するときはnanoのほうを利用するほうが現実的です。

で、円からドルを購入する際、手数料がかかります。これをスプレッドというのですが、FX会社は大概1ドルあたり0.3銭の手数料を取ってきます。0.3銭っていくらよと思うかもしれませんが、1銭が1円を100分割したものですから、1000ドル(10万くらい)を購入した場合、3円の手数料がかかるというかなりお得な手数料になります。

上図の画像で、買い106.084円と売り106.080円とあったとすれば、間に0.4と書いてあると思います。これは、中央値の106.082円から共に0.2銭の手数料ですよということ。

ポイント たまに、為替相場が大きく変動しているときはこのスプレッドも大きく変動してしまうこともあります。

 

 

参考までに、銀行でドルを両替すると、1ドルあたり3円以上のスプレッドになります。先ほどと同様に1000ドル両替すると、3000円の手数料ですから大きく違うのがわかりますね。

2、ドルを現受けしまーす。

それから購入したドルを現受けという円を払らってドル買いますね。という申請をします。

そうすることで、FXを利用している状態から、両替のスタンスに移行した語りになります。

 

FXを利用しているということで、1つのメリットがあります。それは、スワップポイントという利息が手に入ります。日本の銀行に円を預けたとすると、半年に1回くらいで利息が入金されていると思います。それのドル版です。ドルは預けているだけで、2%程度の金利収入があるのです。

FXだとしても、金利の低い円を使って、金利の高いドルを購入しているのだから、その分金利ももらってもいいよねっていうのが本来の考え方になります。ただ、FX業者や銀行によってはこの金利が異なってきます。

8月16日現在で、マネーパートナーズは1万ドルにつき、1日70円の金利をくれます。年換算すれば、25550円という日本円では考えられないような数値になります。

なので、円高が進み、自分がドルを買ってもいいかなというタイミングであれば、早めに両替してスワップ収入を得るというのもいい作戦でしょう。自分は昨年の12月くらいに両替して、10万円分のどるを買って1500円位のスワップが貯まっていますね。

3、マネパカードにドルを入金します。

両替したドルを現地で引き出すために、マネパカードというプリペイド・キャッシュカードとしても利用できるものにお金を移動させます。

その時手数料として、通貨の1%を払うことになります。1万ドルであれば、100ドルですね。(通貨から1%引かれる形になります)

4、現地ATMでお金を引き出す。

マネパカードにドルが入っている状態ですので、これはクレジットカードのように利用できますし、銀行のキャッシュカードのようにATMでお金を引き出すことができます。

余談ですが、クレジットカードのように利用すると1%の還元を受けることができます。

 

で、ATMで引き出すのに、使用料として2ドルかかります。https://card.manepa.jp/guide/oversea.html

 

仮に1ドル100円の時、100万円を両替し、1年間放置後、ATMで全額引き出してみる。

では、実際に1ドル100円の時、100万円を両替、ATMで引き出してみるのにどれだけ手数料がかかるのか計算してみましょう。

1、スプレッドが0.3銭なので、100万円が1万ドルになり+スプレッド分30円がかかります

2、1年間放置しますので、スワップポイントが25550円を受け取れることになります。

3、マネパカードに入金するのに1%の手数料がかかりますから、1万ドルなら100ドルの手数料です。

4、円換算で1回につき30万円の引き出し制限がありますので、3回引き出すことになります。そうなると、2ドル×3回=6ドルのATM手数料がかかることになります。

 

トータルすると、手数料が30円+100ドル+6ドル=106ドル+30円(10630円)で、収入が25550円になります。

ソニーバンクウォレットの流れと手数料を計算してみる。

同様に、ソニーバンクウォレットで両替した時について、検討したいと思います。ソニー銀行では、外貨預金として、外貨を両替し、それを引き出すことが可能です。

 

まず、このソニーバンクウォレットの両替までの流れを見ていきましょう。

1、ソニー銀行に入金し、ドルを両替します。

2、ソニーバンクウォレットで現地のATMで引き出します。

ざっくりこういった流れになります。マネパカードに比べればかなり手順は少ない印象ですね。

 

では、1つずつ流れの解説と手数料の解説をしていきましょう。

1、ソニー銀行に入金し、ドルを外貨預金にて、両替をします。

ソニーバンクウォレットを使って現地ATMからお金を引き出すには、外貨預金というもので円からドルに両替し、そこからお金を引き出す形になります。

ソニー銀行の外貨預金として、1ドルにつき、15銭のスプレッドがかかります。口述しますが、ランクによってはスプレッドが下がります。

 

2、ドルを定期預金に入れます。

先ほどのところに挙げていないのですが、ドルを定期預金に入れることで、こちらも金利を受け取ることができます。

こちらの執筆時で、普通預金だと年利0.55%、一番高い年利が3か月定期で1.8%になります。長期的に利用しないのであれば、一番高い3か月定期がいいでしょう。ソニー銀行 外貨金利

3、現地ATMでお金を引き出す。

ソニーバンクウォレットにドルが入っている状態ですので、これはクレジットカードのように利用できますし、銀行のキャッシュカードのようにATMでお金を引き出すことができます。

余談ですが、クレジットカードのように利用するとランクにより、0.5~2.0%の還元を受けることができます。ただし、優遇プログラムはぶっちゃけ利用条件が厳しいですので無理に頑張る必要性はありません。

で、ATMで引き出すのに、使用料として1.76%かかります。https://moneykit.net/visitor/sbw/sbw09.html

 

話は優遇プログラム Club Sについて変えますが、結論として無理にランクを上げる必要はないということです。それは、条件が厳しいことと、外貨として引き出す際のメリットが少ないということです。

条件が厳しいというのは、ステージなし→シルバーになるので、残高が300万円以上であることが1つの条件としてあります。これがまず厳しいと思いますね。次のゴールドに至っては”外貨残高”などで500万円以上になりますから、これはハードル高いです。

それに対して、メリットは、シルバーが為替コストが10銭に、外貨定期金利が+0.01%、ソニーバンクウォレット海外ATM利用料無料が1回。この海外ATM利用料とは、外貨口座を開設していない人にしか利用できないので、いらないだろ!と思います。ゴールドもより良くなるだけなので。。。

 

ソニー銀行はそもそも、ステージなしでも日本でのATM引き出し手数料や振込手数料が無料回数あるので、わざわざ頑張る必要はないというのが結論でした。なったらラッキー程度です。

ソニー銀行 優遇プログラムClub S

 

仮に1ドル100円の時、100万円を両替し、1年間放置後、ATMで全額引き出してみる。

では、実際に1ドル100円の時、100万円を両替、ATMで引き出してみるのにどれだけ手数料がかかるのか計算してみましょう。

1、スプレッドが15銭なので、100万円が1万ドルになり+スプレッド1500分円がかかります。

2、3か月定期で、1年間放置しますので、利息として18000円を受け取れることになります。

3、こちらは1回毎の制限がなかった(見当たらなかった)ので、1回の引き出しにしたいと思います。そうすると、17600円の手数料がかかるというわけ。

トータルで、手数料が1500円+17600円=19100円で、収入が18000円になります。

 

マネパカードはクレジットカード決済よりもお得である事実が発覚!!

マネパカードとソニーバンクウォレットの外貨両替し、現地で引き出した時の手数料を比較してみました。

結果は明らかで、今回のキモである手数料という部分が一番低いマネパカードのほうが1年放置した場合利益が出ますね。もし仮に1年放置せず、すぐに使った場合でも、手数料的にはマネパカードのほうが低いです。

また、クレジットカード決済では手数料的にどうなるのかということを考えると、三井住友ビザカードによれば、2.16%の事務手数料が決済金額にかかるということ。この決済金額はVISAやMasterといったブランドが為替にプラスした金額になります。

下記に表にしてまとめてみましたが、意外とマネパカードで決済したほうがお得なのかもしれませんね。もしマネパカードをお金を引き出さなければ1%の還元で、ほぼ1万ドルで30円しかかからないんですから。しかも、ATMによっては現地のATM手数料を取ってくる場合がありますからね、これは新たな発見です。キャッシングについてはまた後日検討しましょう。

マネパカード ソニーバンクウォレット クレジットカード
スプレッド 0.3銭 15銭(ランクにより変動)
手数料 1% 1.76% 2.16%
ATM手数料 2ドル
利息 2.50% 1.80%
ポイント 1% 0.5~2.0% 0.5~1.5%

ですが、マネパカードのデメリットとして、非居住者は利用できないんですよね。非居住者とは簡単に言えば日本に住所なし、海外に1年以上生活しており、日本に居住していない人になります。もし自分が非居住者に該当するのであれば、非居住者でも利用できるソニー銀行がいいんじゃないでしょうか。