ポイントせどりの青色申告のやり方・仕分け方

私は今、2つの事業を営んでいます。

1つ目は、不動産事業。

2つ目は、小売業。

規模は小さいですが、一応事業としてやっています。

 

2年前に仕事をやめ、2020年に世界一周を開始したものの

コロナ・パンデミックという状況となり、世界一周を中断せずにはいられませんでした。

 

もともと、不動産事業はやっていましたが

生活資金を稼ぐために、小売業も始めたというわけです。

 

小売業といっても、やっていることはせどり・転売です。

ネットショッピングで購入したものを、ほかの人に売り、稼ぐというもの。

(当然ですが、そこらへんにあるお店もやっていることは転売です)

 

で、その際に付与されるポイントが主な収入源になるということです。

俗にいう、ポイントせどり。

 

帰国してから始めた事業で、確定申告はどうしようかということで悩み

税務署に相談したりした結果をこちらにまとめたいと思います。

 

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新たに始めた小売業は、再度青色申告の提出が必要なのか?

上述の通り、自分は不動産事業をもともとやっていました。

 

不動産を購入時に、税務署に”青色申告”という、

自分はちゃんと確定申告時に青色申告というものを作成するので

控除をください!というものです。

No.2070 青色申告制度|国税庁

 

控除というのは『その分は税金なしね』という範囲。

例えば、青色申告には65万円の控除が付与されます。

そうなった際、65万円までの利益は税金かけませんよ、ということになるのです。

 

もし、青色申告とは別に”白色申告”でも確定申告は可能ですが

残念ながら、控除枠は10万円なので、それを超えた分に関しては課税対象となるのです。

 

で、自分はもともと不動産事業で青色申告の届け出を出していましたが

どうやら調べてみると、結果は新たに提出は不要ということでした。

 

つまり、途中から始めても青色申告出さずに、青色申告で確定申告していいということになります。

 

これは、もともと青色申告ができる所得(事業所得、不動産所得、山林所得)で

青色申告を申し込みしていたからです。

なので、新たに事業(上記の3つのうち、どれもやっていない)を始め、青色申告をしたいなら提出は必要ですが

自分のように、不動産事業をやっているので、新たに始めるという考え方にならないそうです。

 

必然と、事業を始めるとなると、青色申告でということになるのです。

 

税務署の人にも聞いたら、出さなくていいよといわれました。

 

この方の内容がわかりやすかったです

すでに事業を行っている個人事業主が、別の事業を開始するときには青色申告承認申請の時期に注意 ※訂正あり
先日届いた「税理士界」という税理士の業界新聞に、税理士職業賠償責任保険(税賠保険)の事故例が掲載されていました。掲載されていた事故例は全部で13。そのなかで、特に私の興味(警戒心)を引いた『青色申告承認申請書の提出失念により過大納付となった

 

ポイントせどりの青色申告はどうやって仕分けするのか。

では、自分の小売業(税務署の人には、せどりや転売では通じません)の青色申告が確定したところで

実際に青色申告の仕分けをしていきましょう。

 

条件として、

〇個人のクレジットカードで決済

〇個人の銀行口座から、クレジットカードの返済をしている

という条件のもと、楽天市場でのポイントせどりの青色申告作っていきましょう。

 

今回の仕分け方法は、税務署に確認のもとで行っています。

この情報を鵜呑みにせず、税務署に確認してから行いましょう。

商品を仕入れるときに使う仕分け方法

仕入れ時の仕分け

まずは商品を仕入れるときの仕分けは

 

例、1万円の商品を購入した

借方貸方
注文日仕入10,000円買掛10,000円

買掛というのは『仕入れ先から、後払いで仕入れたときの代金未払い分』を意味します。

 

平たく言えば、借金で購入した場合に使います。

まさに、クレジットカードでの仕入れですので、あとで払いますねということになります。

もし現金で仕入れていれば、『買掛』⇒『現金』にすればいいです。

 

仕入れ時にクーポンを使用した場合の仕分け

クーポンを使い、仕入れの場合の仕分けです

 

例、1万円の商品を購入したが、その際1000円分のクーポンを使った。

借方貸方
注文日仕入10,000円買掛9,000円
仕入値引1,000円

貸方に『仕入値引』を入力することになります。自分はこの場合、いったん仕入値引なしで入力しておいて

後から振替伝票に切り替え、入力することが多いですね。

 

ちなみに、今回この方法を紹介していますが

もう1つは単純に値引いた金額を入力し、『仕入値引』は入力しない方法です。

つまり、借方に『仕入』、貸方に『買掛』のみを入力します。

 

どちらでも構いませんが、1つ決め、それを続けるほうがいいのではと思います。

 

仕入れ時にポイントを使用した場合の仕分け

続いて、同じ仕入れでも、ポイントを使い、仕入れた場合の仕分けです

 

例、1万円の商品を購入したが、その際3000ポイント使った。

(残りはクレジットカードで支払い)

借方貸方
注文日仕入10,000円買掛7,000円
雑収入3,000円

ポイントで支払った場合、扱いとして雑収入になります。

これがポイントせどりの収入のメインとなっていくわけですね。

 

商品を売ったときに使う仕分け方法

仕入れた商品を売ったときの仕分け

続いて、購入した商品を売り、現金化した場合を見ていきましょう。

 

例、購入した商品を買取ショップで売ったら、1万円で売れた(現金で受取った)

借方貸方
売った日現金10,000円売上10,000円

 

今回は現金で受取ったので、借方に現金を記載しています。

 

例、フリマアプリで1万円のものが売れ、手数料1,000円かかった場合

借方貸方
発送日売掛9,000円売上10,000円
手数料1,000円

 

フリマアプリの場合、”発送日”が利益が生まれた日付となるようです。

また、現金で受け取れないので借方が『売掛』になっています。

 

ほかの手数料がかかる場合は、振替伝票の”借方”にその経費を追加し

左右で同じ金額になるようにしましょう。

 

売ったときにかかった経費の仕分けは?

商品を売ったときにかかる送料や交通費というような経費のはどうすればいいのか

 

例、発送1,000円かかった場合

借方貸方
発送日荷造運賃1,000円現金1,000円

今回は現金で支払ったので、借方に現金を記載しています。

自分は交通費であれば、個人のICカードを使っているので

『現金』⇒『事業主借』にしています。

 

売ったものを現金化した時の仕分け方法

商品を売り、銀行口座に入金や売り上げを引き出したりすることで

現金化した場合の仕分け方法です。

 

例、10,000円が銀行口座に入金した場合

借方貸方
入金日○○銀行10,000円売掛10,000円

”売掛”が貸方にあります。商品が売れたとき、まだ相手側はお金を払っていません。

なので、入金した場合、相手から返済がありましたということで、いれます。

 

ややこしいですが、

”買掛”は自分の借金、”売掛”相手の借金(返済されてないお金)と逆の意味を持つということです。

 

カード返済時やポイント消化時の仕分け方法

カード引き落とし時の仕分け

カードを引き落としになったときの仕分けをしましょう。

この場合は、上述の”仕入れ時の仕分け”で、『買掛』になっている場合です。

 

例、1万円の引き落としが、個人口座で行われた場合

借方貸方
引き落とし日買掛10,000円事業主借10,000円

先ほど、仕入れ時にあった『買掛』が、左側に来ています。これで、買掛の返済が行われたということになります。

そうしないと、いつになっても返済すべきお金がたまっている状態になってしまいます。

カードで支払った場合は、このように購入時、返済時と2回入力しないといけません。。。

 

ちなみに、クレジットカードの中に個人の買い物が含まれている場合

その分は差し引いて、入力することになります。

 

カードの返済をポイントで補填した場合の仕分け

楽天カードには、カードの引き落としが決まり、ポイントでその返済額を補填することができます。

ただし、補填できるのは通常ポイントのみになります。

 

例、1万円の引き落としがあるうち、5000pt使って返済した場合

借方貸方
返済処理日買掛5,000円雑収入5,000円

相手にお金をまだ渡していない『買掛』の一部を、ポイントという『雑収入』で返済しています。

 

手に入れたポイントを、個人的な買い物に使用した場合の仕分け

手に入れたポイントを個人的な買い物に使用した場合の仕分けです。

 

例、1万円の買い物を、ポイントで支払った場合

借方貸方
購入日事業主貸10,000円雑収入10,000円

これは、事業のお金をプライベートで使ったときに使う『事業主貸』を入力します。

貸方に雑所得となり、収入扱いです。雑所得なのは本業以外からの収入だから。

まぁ、小売業としての一般的な本業はモノの売り買いによるものですからね。。。

 

青色申告をやるときのコツ!!

自分は年末にこのことを知り、急遽、小売業の青色申告を作成することになりました。

で、気づいたことをまとめておきます。

コツ1、まとめてやろうと思わない

こういうのって、どうしても本業のことではないので

どうしても後回しにしてしまいがちです。

 

しっかり、お金の動きが把握できていて、あとから入力するのは

比較的いいと思いますが

 

まったくデータなど残していない状態から、作成となると

まずは領収書を月別に、お金の流れは、、、

などなどかなり消耗します。

 

また、ミスも多くなるので、

できればこのような取引があるたびに入力していくのが

吉だと思います。

 

まぁ、当たり前なんですけどね。。。

 

コツ2、わからなければ、税務署に聞く

いろんな書籍を買い集め、入力していても

全て網羅しておらず、どうしても???となる場合が多いです。

 

そしたら、さっさと税務署に聞きに行きましょう。

 

別に何度聞きに行っても、無料ですし。

むしろ、確認して入力すれば、ミスはほとんどないと考えてもいいのではないかと。

 

なので、しっかりした資料を作り、時間をロスしないためにも

税務署に聞きに行くのがいいでしょう。

 

ただ、注意したいのは事前にしっかりと

『何が聞きたいのか』

まとめておくことです。

 

こうしないと、聞きに行っても、自分の求める答えではなく

時間の浪費になりかねないので。

コツ3、早めの行動を。

これはコツ1,2にも関係しますが、

早くから動いたほうがいいです。

 

というのも、やっていて疑問に思うことやデータが足りないというのは

自分は今回の作成に当たり、頻繁に起こりました。

 

普段は1月中旬には終わっていましたが、今年は3月までかかっています。

 

なので、こういったトラブルも踏まえ、早めの行動を。ということです。

 

まぁ、重要なのはコツ1の『まとめてやろうとしない』でしょう。

そうすれば、多少遅れて始めても、問題なく終わりますからね。

 

慣れれば、簡単かも。。。

まぁ、そんなこんなで、自分の青色申告は無事提出しましたが

それなりにトラブルは多かったです。

(だって、どこに売ったとか、把握できてなかったから)

 

最初は難しいものですが、こうやってやったことをまとめて

来年に活かせば、来年の申告時にはかなりスムーズに終わるはずです。

 

青色申告をしっかりやれば、上述の通り65万円までの控除が認められます。

そうすれば、税率にもよりますがかなりの節税になります。

ある意味、青色申告をやることで、その分を稼いだと捉えることもできます。

 

なので、みなさんもこの情報を参考に、作成してみては。

 

この情報を参考にして、税務署に確認を取ってから入力ください。

 

余談ですが、自分は数年”やよいの青色申告”を使っていますが

んー、もっと使いやすいのはないんかなーと考えている状態です。

 

ほかにもfreeeとかそういった会社もあり、無料期間もあるので、いろいろ試し

気に入ったのを使っていくのがいいのではないかなと思います。

 

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