『日本版 FIRE超入門』・・・定年退職をちょっと早くしたい!そう思う方にオススメです。

『日本版 FIRE超入門』・・・定年退職をちょっと早くしたい!そう思う方にオススメです。

はい、ほしけんです。今回は『日本版 FIRE超入門』山崎俊輔著の本について感想をお伝えしていきたいと思います。

  まず、結論からして『個人的には合わないFIRE理論』でした。 

そして、もしこの本をオススメするのであれば、会社で働くのが好きであったり、若い時にFIREしなくてもいいというスタンスの人がいいかなと思います。

この点が、自分と合わない部分で、自分は会社で働くのは好きではありません(できれば週休4~5日くらいでいい)し、できるだけ若い時にFIREしたいというスタンスだからです。  

ちなみにFIREってなに?というのはこちらからどうぞ。

【セミリタイア】今、流行りの”FIRE”とは、

 

では、この本についての感想をお話していきましょう。  

まずはプチFIREを目指そう

日本版FIREとは

この本のタイトルにもある”日本版FIRE”これは何を意味するかということについてお話しします。自分が過去に紹介したFIREの関する本のなかには海外の方の著書がありますが、これらの内容は彼らの住む国でできるものになります。もちろん、日本でもできるものもあります。

彼らの世界にはない、NISA(日本版ISA)やiDeCoのようなものを活用したり、年金制度等の日本で使える制度を活用すること。これが日本に即したFIRE。つまり日本版FIREということです。

この本がオススメする目標は”プチFIRE”

この本もあくまでFIREを目指す本なので、基本会社で働き、節約を頑張り、できるだけ運用に回すというものは同じです。

これらのステップをより強化することで、より早くFIREできるというのは、ごく当たり前の考え方です。

この中でも、仕事の面では本業のスキルアップ、転職、副業、ダブルインカムといったようなこと。そして、節約面には、サブスクリプションの見直し、携帯などの固定費を10~15%下げ、生活費も質を落とさない程度にコストを落としトータル25%の削減を目指しましょうということでした。 運用に関しては、インデックス投資を推奨しています。これは管理が楽である点やほかの個別株やFX,不動産投資よりもリスクが少ないということです。  

これらの一般的なFIREのやり方をした結果、この本ではプチFIREというものを目指すことを推奨しています。

 

プチFIREというのは『標準引退年齢 ー 5年』というものです。つまり、5年早くFIREを目標にしましょうってことです。  

自分はこの本を読んだときに「え、5年しか早くFIREしないのかよ」と正直感じました。

だって、いくら5年早く退職したからといって、そのときはもうすでに50とか60歳ですよね。その状態でFIREしても、、、どうなの?って感じちゃったんです。確かにそのくらいの年齢で退職しても、まだ人生は30~40年はあります。 だから、これで十分ですよね。って感じで書かれています。  

わかりますけど、それで早くFIREしたからって、ただ老後が長くなるだけの気がします。。。  

であれば、自分のようにセミFIREを目指して、若いうちから自由を手に入れたほうがいいのではないかと感じました。 また、若いうちでFIREすれば、世界一周だって余裕でできますよね。行きたいところ、やりたいことにだって挑戦できると思います。

もちろん、プチFIREの年齢でできないことはないですが、果たしてどれくらいの人数の人がいろんなことにチャレンジするのかははなはだ疑問があります。  

ちなみに、このプチFIREは年金がもらえるまでの5年間を、運用や貯蓄で貯めたお金で生活するものであります。なので、年間400万円の生活費として、合計2000万円。さらに、年金生活時の不足分といわれる(年金2000万円問題っていうのがあるように)2000万円。最終合計は4000万円の資産形成を目指すというものでした。

なぜプチFIREを目指すのか。

この本では、先ほどの通りプチFIREを目指すようにということを話しています(これはあくまで通過ステップであると話しています)  

なぜ、このプチFIREを目指すべきかというと

1、長く働いていれば、年金が多くもらえる。

2、退職金が多くもらえる。

3、再現性が高い。   というものでした。

どれも、長く会社で働いていれば、享受できるメリットではあります。長く働いて入れば、国民年金+厚生年金になりますから厚生年金期間が長いほどいいでしょうし、長く働けば退職金は多くもらえるでしょう。そして、当然ですが長く働けば、FIREの期間(FIRE~年金までの期間)は短くなりますから、再現性が高いというのは自明の理です。  

なので、このプチFIREというのは、会社で定年まで働くつもりのひとが目指すべきところなのかなと。定年まで働くぞ!というひとがちょっと定年時期が早くなるということです。 個人の考えは自由なので、そこに対し何も言いませんが、自分はやはりこの点に疑問がありますね。  

ただ、この本のFIREへの考えは、リスクにリスクを抑えたものであるので、そういったリスクが怖いというひとにとってもいいかもしれませんね。  

普通の会社員でもできるっていうのは

この本のタイトルにもある”普通の会社員でもできる”というのは、どういうことかというと

『単に節約して余ったお金を、投資信託で運用しましょう。そうすれば、プチFIREは達成可能です』ということです。

下記の表を見てもらえればわかりますが、22歳から50歳まで、毎月〇万円運用した場合の資産結果になります。

 

(万円) 毎月3万円 毎月8万円
年8% 3746 9989
年6% 2606 6949
年4% 1853 4942
年2% 1350 3599
年0.01% 1009 2692
元本 1008 2688

プチFIREの目標は、4000万円ですから、3万円ではちょっと厳しいかなというのがわかります。年8%というのはなかなか厳しい目標かなと。一般的な投資信託の運用益は大体6~7%くらいといわれていますから、若干下がると見込んで、4~5%を見積もることが現実的であると思います。

 

で考えると、月8万円の運用であれば、余裕で4000万円は突破できそうです。

 

毎月8万円か、なかなか厳しいと思いますよね。だから、稼ぐ力を身に着け、不要なものを捨て節約に力を注ぐということなのですね。

逆に言えば、この毎月8万円さえ、しっかり確保し、運用できれば、プチFIREというのは”誰でも”できるということなのですね。

 

もしもっと詳細にシュミレーションしてみたければ、楽天証券のシュミレーションを使ってみるといいと思います。

積立かんたんシミュレーション | 投信積立 | 投資信託 | 楽天証券 (rakuten-sec.co.jp)

 

でも、やっぱりみなFIREを目指すべきだと思う。

この本でも書かれていますが、FIREできる状態というのは素晴らしいものであるということです。  

これは要するに『選択の自由』ということ。仮にFIREできるだけの資産があれば、ブラック企業からおさらばするという選択が出てきますよね。しかし、お金が全くないという状態では(可能ですが)会社にしがみついてしまう人も多いでしょう。

また、普通に満足のいっている会社だとしても、ほかにやってみたい仕事に転職することももちろんできます。つまり、仕事を趣味のようにできるということなんです。  

このことについては、過去の記事に実際にセミFIREした自分が理由を語っています。 

【選択肢が広がり、人生が豊かになる!】セミFIREを目指すべき3つの理由

『日本版FIRE超入門』のまとめ

 

プチFIREは定年から5年早く退職すること。資産は4000万円をまずは目標に。

・働くのは好きだけど、ちょっと早く退職したいというひと。

・リスクを低く人生を歩みたいひと。

このような方にオススメできる本かなと思います。ほかにも、年金の考え方、子供への考え方、家への考え方、退職後の手続きやそういった細かい部分も書いてあるので、もし気になる人やFIREしたいなという人がいれば、読んでみるのもいいのではないでしょうか。  

 

 

自分はあくまで、この本をオススメします。というのも、FIREに関して、基本的なやり方で、こちらこそ再現性が高い内容になっているからです。確かに、この著者は日本人ではありませんが、投資方法・種類はマネできる内容のものです。

これであれば、プチFIREという5年しか早く退職できるよりも、もっと早くFIREできるでしょう。

アマゾンのオーディブの無料登録すれば、無料で聞けますのでぜひとも聞いて、FIREの知識を培い、自身のFIREを想像してみてはいかがでしょうか。

 

 

 

  こちらが、自分がオススメするFIREに関する本です。この日本版FIREとは内容が結構違います。 

【知識0から】貯金0~FIRE、人生の考え方まで学べる!!誰でもマネできるオススメFIRE本3選