SushiSwapでJPYCをKashi(貸し)てみた!

はい、ほしけんです。

今回は、SushiSwapにて、JPYCをKashi(貸し)て、利益が手に入りましたというお話をしたいと思います。

 

このKashiというのは、仮想通貨の貸し借りができるプラットフォームです。具体的に言えば、自分が持っている仮想通貨をKashiに預けて、だれかその仮想通貨を借りたいひとが貸ります。そして、その借りた人が手数料を払います。当然ながらその手数料は、貸した側の収入になりますので、余っているJPYCの運用先として悪くないでしょう。

 

ちなみに、一時期かなり高騰して、JPYCを貸すとなんと年利2.49%でした!!ヤバくないですか!年利2.49%ですよ。

銀行金利と比較してみてください!0.001%ですよ。その差、2490倍!!!も違うんです。100万円銀行に預けても手に入る金利10円ですが、Kashiであれば2万4900円!!!っていうことです。

 

しかも、このKashiであれば、以前お話しした流動性を供給した時に起こる、インパーマネントロスは発生しません。単にJPYCを預けているだけでお金が増えていく状態になります。記事の最後に実際に増えた運用状況を見せようかなと考えています。

【知ってないとヤバい!?】インパーマネントロスについて、素人でもわかるよう簡単にしました。
はい、ほしけんです。 先日、USDC-JPYCの流動性を供給して、手数料が手に入りましたという話をしました。 じゃあ、自分も余っている通貨と組み合わせて流動性を供給すれば、手数料めっちゃ入るじゃん!ラッキーと思わ...

 

ということで、今回はSushiSwapのKashiについてお話してきたいと思います。

 

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SushiSwapのKashiとは

Kashi is a lending and margin trading platform, built on the BentoBox, that allows for anyone to create customized and gas-efficient markets for lending, borrowing, and collateralizing a variety of DeFi tokens, stable coins, and synthetic assets.

KashiはBentoBox上に作られたもので、様々な仮想通貨の貸し借りや担保にすることができるプラットフォームのことです。

ということで、Kashiについて解説していきたいのですが、このKashiというのは、皆さんの所有する仮想通貨を貸したり、借りたりすることができるSushiSwap上にあるプラットフォームのことです。それにより、貸した人には手数料が手に入り、借りた人は手数料を支払う必要があります。

また、借りる人間は、担保として自身の所有する仮想通貨を預け入れる必要があります。

 

また、Kashiでは、同じように個人の資産を貸し借りできるCompoundやAAVE、BSCで言えばvenusとは違った方法でこのサービスを展開します。

というのも、これらのプラットフォームにおいては、借りる人間は自身の所有する仮想通貨を預け入れます。そして、その総資産によって、借りれる金額が変わります。つまり、複数の仮想通貨を預け入れ、複数の仮想通貨を借りることができるというものです。

具体的に言えば、BTCやETHなどの複数の仮想通貨を担保にして、USDCやMaticなどをまとめて借りることができます。

How do I borrow?

To borrow on Kashi, you need to add liquidity for the token that is paired with the token you want to borrow. If you want to borrow LINK, and the only token that is paired with LINK is ETH, then you have to add ETH.

Kashiで借りるには、借りたい仮想通貨とペアにある仮想通貨を預け入れる必要があります。

もしLINKを借りたく、LINKのペアがETHだけなら、あなたはETHを預けないといけません。

がしかし、Kashiでは、1つの仮想通貨に対し、1つの仮想通貨しか借りれません。そのペアのみの貸し借りになります。

具体的に言えば、BTCという仮想通貨を担保にして、USDCを借り入れるということしかできないようになっています。

 

これがなにを意味するのかというと、AAVEのように複数の仮想通貨を担保にしていた場合、その1つが大きく下落したとしましょう。担保の価値がなくなり、返済ができない、担保を回収されるなどの問題が生じます。もちろん、返済できたとしても影響が様々あるのは想像しやすいと思います。

そうなれば、連鎖するような感じで、様々なところに影響が及びます。そうなれば、プラットフォーム全体、しいては、ユーザー全体に悪影響が及ぼされるということになります。

 

しかし、Kashiにおいては、1つの仮想通貨に対して、1つの仮想通貨しか借りれないので、影響はその片方の通貨しか受けません。そして、影響があっても、その貸し借りしている2つの通貨の範囲内でのことなので、ユーザー全体にまで影響は及びにくいでしょうという話です。

これがほかのプラットフォームとKashiの大きな違いであります。

 

ただ、1つ言えるのは、AAVEとKashiのこの貸し借りのスタンスの違いについて

AAVEは、選別された通貨のみ担保にできるという、どんな通貨でも担保にできるわけではありません。

逆にKashiでは、自由にどの通貨でもペアにすることができ、どの通貨でも担保にできる。だからこそ、まだ新しいJPYCの貸し借りが成り立つわけです。

 

この違いにより、AAVEは安全性を保っているのかなと思います。ちなみに、上の画像がAAVEで担保にできる通貨(USDT除く)+WETHとAAVEのみとかなり限られています。

・Kashiのプラットフォーム

〇無数に仮想通貨を担保にできる

✖ペア同士の貸し借りのみである

 

・AAVEのプラットフォーム

〇複数の仮想通貨を担保にでき、複数の仮想通貨を借りれる

✖担保にできる仮想通貨は、限られている

ただ、逆に1つに対し1つしか借りれないので、手間ではある。。。

ただ、逆にこれはKashiのデメリットでもあります。

というのも、1つの仮想通貨を預け入れ、1つの仮想通貨を借りるという状況ですから、当然ながら、いちいち担保にして、その都度借りて、返してをしないといけません。なので、手間ではあります。

しかも、あくまでユーザー同士の貸し借りなので、もし貸してもいいよっていうユーザーがいなければ、そもそも借りたくても借りることができません。

 

AAVEでも貸してもいいよというユーザーがいないと貸し借りが成り立たたないのは同じですが、ペアである必要はないので、この問題はありません。

もし借り手が返せなかったらどうなる?

Liquidations

A user may be liquidated if their collateralization drops below 133%. Two liquidation options are available. In a range from 129 – 133% of collateralization, only a closed liquidation is available. In this case, a pre-approved swapper may be called by the SushiSwap team or liquidity providers to swap collateral to asset. The liquidation proceeds are distributed amongst liquidity providers and xSushi holders. If this range passes without a position being liquidated, it goes into open liquidation. At this point, anyone may liquidate a position by providing the borrowed amount directly or using a swapper of their choosing.

LendingPair

Kashiでは、担保の評価額の70%まで借りれます。この借りれる上限のことを、担保掛け目(LTV)といいます。どうやら、SushiSwapでは、LTVは清算されるラインを意味しています。

具体的に言えば、このUSDCを担保に、USDTを借りるという場合。USDC≒USDTですから、これをみてわかる通り、1USDC×0.7=0.7063USDTが借りれるということになります。

 

そして、担保の評価額の下落や借りた資金の評価額の上昇により、担保の評価額の75%を超えると、清算。つまり、勝手に担保が回収されると考えましょう。回収された担保は貸し手に対して、分配されるということになります。

 

上にある133%という数字は必要担保率を表し、1 /  0.75で値が求められます。具体的に言えば、借りる額に対して、1.3倍の担保が必要になるということですね。

 

ちょっとややこしいので、ここでまとめておきます。とはいえ、ともにほぼ担保に対して、なのか、借りる額に対しての割合なのかという違いです。

・LTV(担保掛目):担保に対して借りれる割合(%)

・必要担保率=(1 / LTV)×100:借りるときに必要な担保の割合(%)

 

また、Kashiには健全性(Health)の表記があります。これが100%を超えると清算となりますので、注意しましょう。しかしながら、USDC/JPYCのペアはそこまでレートの変動が激しいわけではありません。101%では厳しいですが、ある程度の数値があれば、まぁ大丈夫かなと思います。

マーケットを作るには

How do I create a market?

To create a market, you need to add a new pair.

取引所を作るには、新しいペアを作ればいいです。

では、どうやって貸し借りを行えるペアを作ればいいのかというと”個人で自由にやっちゃってください”が答えです。

好きなようにペアを組んで、作っていいという風になっています。もちろん無料です。

 

あとは、そこで借りたい人や貸したい人が集まっていき、金利もその需要と供給で自動的に決まっていきます。

年利はどう決まるのか。

The elastic interest rate is a means of incentivizing liquidity to hover within an ideal range (70 – 80%). 

弾性金利レートというのは、理想レンジ(70-80%)にとどまるように、金利を調節します。※レートは借りられている金額/全体の金額で決まります。

At 100%, utilization it doubles every 8 hours. At 90% it’s much slower, and at 80% it’s stable. Below 70%, it starts dropping, and at 0% it drops by halving every 8 hours.

100%借りられている状態なら、8時間おきに2倍の金利に。90%ならちょっとそれよりも遅く。80%ならそのまま。70%以下なら金利は低下していき、0%であるなら8時間おきに半分に金利が落ちていきます。

ちょっと意訳が変な部分があると思いますが、ざっくり理解してください。

まとめえば、借りられている割合が70-80%を目指して、金利を調整しますということです。その調整率は上のグラフの通りで、8時間おきに変わりますってことです。

当然ながら、借りたいというひとが多ければ、金利は上昇。借りたい人が少なければ、金利は低下というとこですね。金利低下は手数料収入の低下にもつながりますので、できればキープしたいとことです。

あとで、実例を出しますが、いくら借りたいひとがいても、貸したい人の供給が大きくなれば、急激に金利は低下します。

Kashiてみた!

では、実際にKashiを利用していきたいと思います。ただ自分の仮想通貨を貸したい場合は、このページです。

一応説明しておくと

・貸し出し中(アイコン左):あなたが貸す仮想通貨

・担保(アイコン右):借りたい人が担保として預ける仮想通貨

・オラクル:あんまりきにしないでOK

・APR:年間金利のこと。今の状況で、貸せばこの金利が手に入りますということ。※複利を考慮したAPYとは違い、単利。

・借入済み:先ほどの、借りられている金額/預けられた金額の割合。金利レートに影響します。

・合計:貸し出すために、預けられている合計金額

このページで自身の貸したい通貨を選んでください。今回はJPYCを預けて、USDCを相手が担保にするペアにしています。

途中で、JPYCとUSDCのペアがありますね。この時の金利は0.07%で、30%借りられている状態というのがわかります。

ここがJPYCを貸す画面です。一応、先ほどにはなかった部分の解説もしておきます。

・合計:貸しに預けられているJPYC合計

・利用可能:ほかの人が借りれる金額

・健全性:担保に対する借りている額(低ければ、担保に対して借りる金額が大きい)

・JPYC戦略;借りられていない通貨の扱い。あれば、その運用方法が記載(ただ基本的に”なし”)

健全性というがわかりにくいと思うので、解説しておくと、担保に対してどれくらい借りているかということです。

100%であれば、預けた仮想通貨と同じ金額が借りられており、200%であれば預けた仮想通貨の半分の金額ということになります。

この数字が大きければ、担保に対して大きく借りられていないので、変動があっても問題ないと考えられます。まぁ、このペア自体変動が激しくないので、そこまで健全性にこだわる必要はないかなと思いますが。

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で、自分のJPYCを預けます。もちろん、預ければ借りれる金額が大きくなりますし、借りられている割合は低下。APRも預ける金額によりますが、基本的に減少することが見込まれます。

で、こんな風になります。あとは、着実にJPYCの金額増えていくのを見ていくだけです。

自分はこのように1桁目は明らかにしていませんが、〇0,060JPYCというのがLentにありますね。この60JPYCはこのKashiに預けたことによる、金利収入です。

つまり、ここからわかるのは、金利は預けた通貨で受け取れるということ。そして、借りた側は借りた通貨の金利を払うことになるということです。

Kashiを解除する。

自身の預けたJPYCを回収したい場合は、Withdrawを選択して行います。あとは、好きな金額を入力すればOKです。

 

がしかし、ここで大きな注意点があります。

Kashiの注意点

このKashiを解除したい場合に、注意点があります。それは、利用可能JPYCの状況です。

 

これは預けられているJPYCのうち、借りられていない状態のJPYCの数字になります。なので、この数字以上には引き出せないということです。

具体的な例を上に挙げています。この場合自分は50023JPYCを預けています。で、全額引き出したいと思っていても、現状利用可能額が46691JPYCになっています。なので、引き出せるのもこの金額が上限になってしまうのですね。

ですが、今後、このKashiが広がっていくにつれて、預け入れる人数も多くなることが考えられますので、現状注意すべき点かなと思います。上の画像は、最新のものですが、かなりのJPYCが預け入れられているのがわかりますね。

なので、利用可能JPYCも増えているため、自分は全額引き出すことが可能になりました。

余談

実は自分、このJPYCのKashiに初期のころから預けていました。確かシェア率は80~90%くらい。最初は6万JPYCくらいしかKashiにはなかったときです。

ですが、ここ最近このKashiでJPYCを借りたい人が現れ、金利が上昇。そして、かなりの金利が得られるということを知った人が多額を入金。いまでは50万JPYCにまで達しました。借りる人も20万JPYCくらい借りているという状況。

その結果、金利は一気に下がりました。。。とはいえ、現状銀行金利よりはいいし、余ったJPYCの預け先としてはいいと思います。

 

ただここで改めて注意点ですが、もし仮に急に皆がWithdrawをしたとすると、あなたの預けたJPYCは引き出せなくなってしまいます。この状況を解決するには”JPYCを借りている人が返済するまで待つ” or “JPYCを誰かが預けるか”しかありません。

なので、そういったこともあり得るので、使う予定のある資金は入れすぎないほうが無難でしょう。

SushiSwapのKashiまとめ

SushiSwapのKashiは、個人間で仮想通貨のペアを作り、貸し借りできるサービス。

貸し借りは2つの通貨のペア同士のため、変動が起こっても影響を受けにくい。

JPYC単体で預けられ年利0.07%と銀行よりいい。

引き出す際は、利用可能の数字に注意!

ということで、今回SushiSwapのKashiについてのまとめでした。

 

USDC-JPYCのペアでは、清算されることは多くないでしょう。全くの放置ではなく、気にしたほうがいいというのも事実です。しかし、急な変動は起こりにくいと考えていますので(だからステーブルコイン)JPYCの預入先としては、悪くないのではないかなと思います。

特に、前回インパーマネントロスについてお話しましたが、このKashiは単体で預けられるため、その影響はありません。なので、その点いいのかなと思います。

 

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