【知ってないとヤバい!?】インパーマネントロスについて、素人でもわかるよう簡単にしました。

はい、ほしけんです。

先日、USDC-JPYCの流動性を供給して、手数料が手に入りましたという話をしました。

QuickSwapでUSDC-JPYCの流動性を供給してみた!手数料が手に入りました!!
はい、ほしけんです。 以前から、日本円をUSDC(Polygon)にして、そのUSDCをJPYCにすることで、利益が出ますよという話をしてきました。 こちら完全版となっており、やり方やJPYCなどの情報を盛り込ん...

 

じゃあ、自分も余っている通貨と組み合わせて流動性を供給すれば、手数料めっちゃ入るじゃん!ラッキーと思われた方もいるかもしれません。

 

注意してください、流動性を供給するというのには、リスクがあります。

もちろん、仮想通貨の取引において様々なリスクは存在しますが、今回解説するリスクは知らないと、意識しないとしれっと起きてしまうリスクの1つなのです。

 

このリスクを知らないで流動性を供給してしまうと、実は流動性供給しないほうがより多くの資産が増えてた、、、手数料はがっぽり手に入ったけど、流動性を供給を解除した際手数料以上に資産が減っている、、、ってことにもなりかねません。なので、注意が必要なのです。

 

それが、インパーマネントロスというものです。今回は、このインパーマネントロスについてお話していきたいと思います。

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インパーマネントロスとは

インパーマネントロス(Impermanent Loss)

インパーマネントロスというのは、聞きなれない言葉であると思います。これは英語ではImpermanent Lossといい、略した場合ILなどと表記します。

これを日本語で当てはめようとすると難しいのですが、変動損失と訳されます。

意味合いとして「流動性を供給した場合」VS「そのまま保有してた場合」の価格差を指します。

 

なので、流動性を供給した場合(イールドファーミング)に起こるものです。

 

「そのまま保有していた場合」は、当然ながら手数料収入などはありません。お財布にお金を入れて増えていることがないように。

が「流動性を供給した場合」は、上述の通り、手数料収入があります。しかし、銀行というところに日本円の流動性を供給すれば、わずかですが金利という手数料が手に入ります。

 

ですが、流動性を供給した結果、実は「そのまま保有していた場合」のほうが、良かったってこともあるのです。

 

まとめればこんな感じ。

『「流動性を供給した場合」+手数料収入』<「『そのまま保有していた場合」』

 

このような状況を作り出すのが、インパーマネントロスというものです。

インパーマネントロスの原因は?

インパーマネントロスの原因は『流動性が一定に保たれる』ということです。

 

イメージだとこんな感じ。

では、詳細を解説していきますね。この解説では、いちいち自分がどれくらい流動性を供給したのかというシェア率を興梠するのが面倒なので、この概念は省いています。

が、もしシェアを考える場合、自身のシェア率を使って計算してください。

1、1BTC=100USDCのとき(左側)

まず、BTCとUSDCを1000ドルずつ所有していたとします。このとき1BTC=100USDCでした。

となれば、BTCは10つ、USDCは1000つ所有しているのはわかりますね。

流動性を供給するときには、同じ額の分でないといけませんので、左上の円のように、1:1(1000ドルずつ)になるようにします。また、その時の市場価値としてピンク文字で価格を表しています。この時は、10×100(BTC)+1000(USDC)=2000USDCが市場価値になります。

 

そして、そのとき、流動性プールの状況はどうなっているのかというと、左下の薄黄色の枠のような状況になります。

オレンジの球がBTCで、青がUSDC。そして、赤が流動性になります。流動性を供給することで、赤い球が生まれると考えましょう。

 

赤い球の数は、単純に「BTCの数」×「USDCの数」ですから、10×1000=10000になります。つまり、ここでは10000のBTC-USDCの流動性が供給されたということです。この赤球の数に関しては、ほかの人が流動性を追加したり、解除したりしない限り変わらず、一定です。

ここ重要なのであらためて『流動性は”通貨の価格変動によらず”変わらず、一定である』

余談ですが、流動性を供給すると、あなたが流動性を供給しているという証拠にトークンがもらえます。このトークンが赤い球を意味していると考えてくれてもいいです。

1BTC=100USDCの時(10BTC+1000USDCの流動性を供給)

・市場価値 『10×100(BTC)+1000(USDC)=2000USDC』

・流動性プール 『10(BTC)×1000(USDC)=10000』

2、市場で、1BTC=400USDCになった瞬間(真ん中)

続いて、その後、市場では1BTC=400USDCになったとしましょう。その場合、プール内ではまだ1BTC=100USDCだとします。(現実的にはこの状況は難しいと思いますが、説明する上でこのようにしています)

 

しかし市場的には、1BTC=400USDCですから、皆さん取引をして、割安でBTCをゲットしたいですよね。もしゲットできれば、1BTC=100USDCで手に入るのですから、ほかの取引所で売れば300USDCの利益になります。

 

というように考える人がUSDCを使い、BTCと交換していきます。

1BTC=400USDCに市場がなった瞬間

・市場価値 『10×400(BTC)+1000(USDC)=5000USDC』

・流動性プール 『10(BTC)×1000(USDC)=10000』

3、1BTC=400USDCになり、BTC:USDC=1:1となった(右側)

BTCがお得に手に入るのですから、みなこぞって交換していきます。

その結果、BTC-USDCのプール内で、BTCの流出(BTC減)とUSDCの流入(USDC増)が起こります。そうなれば、需要と供給の関係からBTCの価格が徐々に変化し、400USDCになっていきます。

最終的に、BTCとUSDCの市場価値バランスが1:1に落ち着きます。これが右側の状態です。

 

余談ですが、このプール内の需要と供給によって、取引の価格というのが決まります。この場合では価格が吊り上がっています。

 

そして、流動性プールの状態を見ていくと、BTCの流出とUSDCの流入の結果、BTCの数は5、USDCは2000になります。もちろん、流動性の数に関しては、10000(5×2000)と一定ですから、赤い球の数に変動はありません。

そして、BTCとUSDCの市場価値を考えると、1BTC=400USDCで、5BTCあるので、2000USDCの価値。そして、USDCは2000あるので、合計で4000USDCの価値がある状態であるということです。

 

1BTC=400USDCの時

・市場価値 『5×400(BTC)+2000(USDC)=4000USDC』

・流動性プール 『5(BTC)×2000(USDC)=10000』

そして、ここでインパーマネントロスが発覚!

流動性を供給している時の価格変化によって、流動性プールの量は変わらない。

だけど、BTCなどの通貨の数が変わることで、市場価値も当然ながら変わっていきます。

 

先ほどの例では、最初BTCとUSDCを1000USDCずつ所有していました。なので、合計で2000USDCですね。

(10BTC×100USDC+1000USDC)

そして、価格の変化が起きた結果、BTCの価値は2000USDCでUSDCは2000ありますから、合計で4000USDCです。

(5BTC×400USDC+2000USDC)

 

このタイミングで、流動性を解除すれば、もともと2000USDCだったのが、4000USDCになったのですから+2000USDCなのはわかりますね。

つまり、儲かった!!!ってわけです。

 

しかし、ここで流動性を提供しなかった場合のほうがよかったんじゃないかということがあるのです。これがインパーマネントロスってことです。

実は、流動性を提供しなかった場合のほうがよりよかった。。。かも。

で、次に考えたいのが流動性を提供しなかった場合。

この場合では、真ん中の瞬間的にBTCの価格が上がったというときで考えます。BTCやUSDCの数に変化がないので、ウォレットに入ったままと考えられますからね。

で、各々市場価値を見ていくと、BTCは400×10=4000、USDCは1000のままです(10BTC×400USDC+1000USDC)

なので、まとめると5000USDCになるんですね。

 

先ほど、流動性を供給した場合が4000USDCですから、1000USDCの差が生じているんです。

 

つまり、流動性を提供しなかった場合のほうが、実は”より利益を上げられた”ということなのです。

この損失のことをインパーマネントロスといいます。

 

ただ、ここでは流動性を供給したことによる、手数料収入を考慮していないので、もし1000USDC以上手数料収入があれば、供給したのが正解とも言えます。

マイナスの場合でもこのインパーマネントロスが発生します。

今回の例では、BTCが上昇するということで考えてきました。

しかし、実際は流動性を供給する通貨が、上昇するとは限りませんよね。BTCだってタイミングによって、下落もありえるわけです。

 

というマイナスな状況になったときには、インパーマネントロスが発生するのかということ。

 

答えは『発生します』ので、注意しましょう。

自分もこのインパーマネントロスを知らずに、調子乗ってた時期がありました。

実は自分このインパーマネントロスで、被害を受けていたということを後から知った経験があります。。。

 

その時、どっちも価格変動が激しい通貨同士をペアにして流動性を供給していました。

 

おかげで、利回りもかなり高く、毎日○○円という感じで、もう働くってなに?っていう状態でした。。。

 

ですが、時が経ち、一方が大きく暴落をします(確か1/10とかに)。そして、流動性を解除したら、預けた通貨の価値よりもだいぶ減っている。むしろ、流動性を供給して得た利益すらも、凌駕するほどの減りでした。

というのも、一方はある程度安定した通貨でしたので、暴落により、プール内のその安定通貨の量が減ります。当然ながら、暴落した通貨は暴落しているので、いくら増えようがそこまで価値はありません。

で、流動性を解除すると、安定通貨が減り、暴落した通貨が多く手に入るという結果になったのです。

 

という経験から、自分はこのインパーマネントロスを学んだのです。。。

 

インパーマネントロスのまとめ

難解なインパーマネントロスについてまとめれば、このような形。

〇『流動性を供給しなかった場合』VS『流動性を供給した場合』で利益を比較した時のこと。

〇流動性を供給した場合に起こるものである(イールドファーミング)

〇流動性プールが一定に保たれることにより、発生する。

〇プラスの変動でも、マイナスの変動でも発生する。

 

インパーマネントロスは非常に難しい考え方なので、理解できない場合は何回も読んで理解していきましょう。多分、この記事で理解できると思いたい(願いたい)くらいまとめたつもりなので。。。

 

次は、どのくらい変動があれば、インパーマネントロスの金額が影響受けるのか。ともに上がった、下がった、などのパターン、そして、インパーマネントロスを回避する方法を解説していきたいと思います。

 

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