USDC-JPYCの流動性を供給したとき、どれくらいインパーマネントロスが起こるか見積もってみる!!

はい、ほしけんです。

 

前回と前々回で、インパーマネントロスについてお話していきました。

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インパーマネントロス発生を防ぐ方法は、やはりステーブルコイン同士の運用。
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で、前回の結論で『インパーマネントロスを避けるなら、ステーブルコイン同士』の運用をするのがいいということをお話ししました。

もちろん、インパーマネントロス以上の手数料収入が入るのであれば、こればかりにはならないのですけどね。

ただ、実際問題管理も手間なので、というか、このブログ自体JPYCの運用を模索しているわけで。。。

 

ということで、今回はUSDC-JPYCで流動性を供給した場合、どれくらいインパーマネントロスが発生するのか検討していきたいと思います。

 

先に結論だけ言っておきます。

USDC-JPYCのインパーマネントロスは、ほとんどありません。

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USDC-JPYCのインパーマネントロスはほとんどなし!

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以前、USDC-JPYCの流動性を供給したわけですが、このペアに発生するインパーマネントロスはどれくらいなのでしょうか。

あくまで見積もりであり、確実性はないことをご理解ください。

まずは、USDCとJPYCがどれくらい変動があるのか考える。

以前、USDC-JPYCの変動についてまとめました。その際の結果がこちらでした。

この表を見る限り、一番高い時で1USDC=161JPYCで、一番低い時は95JPYCでした。

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しかしながら、これはあくまで最高値と最低値を見ていますので、実際のところはもっと数値は低く、大体110~120の間を推移していることがわかります。

 

特にここ最近では安定的に推移しており、かつ、動きの幅も小さくなっていますね。

 

じゃあ、どれくらいを基準にするんだ!って話なのですが、個人的に行ったUSDC/JPYCのトレード歴を参照しましょう。

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これは自分が実際に20万円使ってJPYCがどれだけ手に入るのか実験したものですが、このときのデータを使って、インパーマネントロスを計算していこうかなと思います。

JPYC取得平均で1USDC当たり118.5JPYCで、過去のチャートを見ても特段突出している数値ではないのは明らかなため、この数値を使います。

どうやってインパーマネントロスを計算するのか。

続いて、どうやってインパーマネントロスを計算するのかというと、バイナンスアカデミーのものを利用するというのも1つの選択肢です。この場合は、どれくらい価格変動があるのか見込めていれば、それに近い数字で予想が付きます。

  • 1.25倍の価格変動 = 0.6%の損失
  • 1.50倍の価格変動 = 2.0%の損失
  • 1.75倍の価格変動 = 3.8%の損失
  • 2倍の価格変動 = 5.7%の損失
  • 3倍の価格変動 = 13.4%の損失
  • 4倍の価格変動 = 20.0%の損失
  • 5倍の価格変動 = 25.5%の損失
  • 引用元:バイナンス 変動損失

 

また、下記のインパーマネントロスを計算するサイトでもいいでしょう。

こちらは、具体的な数字をもとに計算することができるので、今回はこちらを使っていきます。

Impermanent Loss Calculator
Impermanent loss calculator for liquidity providers on Uniswap or other decentralized exchanges.

 

では、USDC-JPYCのインパーマネントロス予想をする。

最初にデータを計算する条件をまとめます。

〇USDC-JPYCのペア

〇JPYCは将来的に日本円と同じ価値になる(現状1ドル109.66円)

〇流動性を供給時は1USDC=118.5JPYCとする(JPYC取得の平均値をもとに)

では、検討していきたいと思います。

では、先ほどのリンクに行きます。

ここでは、TokenA:USDC、TokenB:JPYCとします。英単語の意味は、Initaial Prices:現在価格、Future Prices:将来の価格です。

で、TokenAはUSDCですから、1ドルと変わらないので、現在・将来共に1ドル。

そして、TokenBのJPYCは現在価格(流動性を供給した時)118.5JPYCなので、1/118.5≒0.000843。また、将来価格はこれはドルと同じになるという条件なので、不確かですが現在の米ドル/円である109.66としました。

 

そして、その結果がこちら。

Results

Impermanent loss: 0.08%

(結果 インパーマネントロス:0.08%)


If $500 of Token A and $500 of Token B were held

– Have 500.00 Token A and 59,311.98 Token B

– Value if held: $1,040.33

(流動性を供給しない場合、USDCは500、JPYCは59311。なので、合計1040.33ドル)


If $500 of Token A and $500 of Token B were provided as liquidity

– Have 519.78 Token A and 57,055.44 Token B (in liquidity pool)

– Value if providing liquidity: $1,039.55

(流動性を供給した場合、USDCは519.78、JPYCは57055。なので、合計1039.55ドル)

でした。英訳は私の意訳です。

 

つまり、まとめればインパーマネントロスは、0.08%。もしUSDCとJPYCの500ドルずつ流動性を供給した場合と、しなかった場合で、金額として0.78ドル(≒90円)のインパーマネントロスが発生しますよということでした。

他シュミレーションもしておきました。

とはいえ、こんなの1つのシュミレーションじゃないか!と思うかもしれないので、条件を変えて検討もしていきたいと思います。ただ、USDCの価格はあくまで1ドルにします。

 

・USDC/JPYC 高値161 安値95

・米ドル/日本円過去10年間の推移 高値125.867 安値75.566(データ元:ループイフダン®の目安資金表|アイネット証券 (inet-sec.co.jp)

なので、この2つから両極端である”USDC/JPYC高値161”と”米ドル/日本円安値75.566”で考えます。

 

結果として、こんな極端な数値でも、インパーマネントロスは6.71%でした。ざっくり2倍の差でこの結果でした。

 

ただ、この場合が成り立つのは、1USDC=161JPYCの時に流動性を供給し、1USDC=75JPYCになったときに解除するくらいの状況で、起こる状態です。なので、ほとんどないかなと。

むしろこの状況で流動性を供給して、解除する人がいるなら、ちょっと勉強してからタイミングを見る判断力をつけるべきだと思います。

 

また、より条件を厳しくし、1USDC=200JPYCで流動性を供給し、のちに50JPYCになったときでも、インパーマネントロスは20%でした。なので、このくらい大きな変動があっても20%ということを考えると、ほとんど考えにくい状況かなと判断できます。もしそうなれば、これはもはやJPYCの運営が成り立たないのではないかというレベルです。

USDC-JPYCの流動性を供給した場合は、ほぼプラス!!

ということで、シュミレーション結果は、USDC-JPYCの流動性を供給したら、ほぼプラスになるということです。

まぁ、流動性を供給して、手数料収入が0.1%を切っていれば、辞めてもいいかもしれませんね。。。

 

ですが、現実的にはどうなんでしょう、あり得そうもない気がしますね。

ちなみに、以前、USDC-JPYCの流動性を供給した場合の年利が、13.45%でした。なので、インパーマネントロスが発生しても十分プラスでしょう。先ほどの極端な例でも6.71%でしたから、それでも十分プラスです(ただし、一時的な数値でもあるので注意

 

結論から言えば、USDC-JPYCの運用に関して予想外のことが起こらなければ、実際はこの程度のインパーマネントロスになると言えるでしょう。というのも、極端な例のように、JPYCの価格が2~4倍にはならないと思うのです。具体的に言えば、1USDC=250~500JPYCっていう状態です。

 

まぁ、いかんせん仮想通貨の世界なので、言い切ることは難しいのですが、もしこの状況になったら自分はフルスロットルで日本円をJPYCにしちゃいますね。笑

そうすれば、日本円が2~5倍にJPYCになって帰ってきますからね。

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