【0円で読める!!】貧乏人はさらに貧乏になっていくだろう。『実験思考』を読んで。

【0円で読める!!】貧乏人はさらに貧乏になっていくだろう。『実験思考』を読んで。

0円で読めます!実験思考を読んでの感想。

先日のハノイ旅行前にこんな本を見つけました。それは『実験思考 世の中、すべては実験』という本。


たまたま空港の本屋で見つけたので、帰りに買って帰ろうと思ってたんですね。

一見普通のビジネス本のように感じたんですよね、でも価格が新品で400円という驚き!まぁ、興味惹かれてしまいますわな。

ハノイでこの本のことを調べてみると、なんと電子書籍なら無料ということを知り、すぐさまダウンロードし、帰りのバス内で読み切ってしまいました。

個人的には実験思考という言葉は理系的で「失敗は失敗ではない」ということを考えます。著者も失敗にはそれだけの価値があってというふうにも言ってます。

読んでいて、あぁこれは面白い考え方だなんて思うこともあれば、面白い考え方だけどこれはお金ない人たちをさらにお金ない人たちにするシステムでもあるなーなんて感じたので自分の考えとともに紹介します。

実験は失敗しても、それが価値になる。

そもそもこの本の価格が400円程度で書店で販売されているということは先ほどお話ししました。(電子書籍だと0円)

これがこの著者の『実験』に該当するからです。

というのも、本をこの価格で販売したらどうなるのか?そして、読んだ読者に”後から”お金を貰うシステムにしたらどうなるのかという点の実験の1部にすぎません。

もちろん本にも原価があるわけで(電子書籍はないので0円)”後から”お金を貰うシステムで誰も支払ってくれないと著者は損をしてしまいます。

でもそれをする理由は、実験したいからということ。こういったことをすることで世の中でどういう反応が起きるのか試したいから。

自分はこういう考え方は好きですね。もともと理系だからでしょうか、世の中のことって大概やってみないと分からないことだらけです。

だからこそ、こうやってみる。そしてどの点が良かったのか悪かったのかということを考え、次に生かす。そうやって実験は成功に近づいていくわけです。

なにもすべてのことはいろいろ試して、その結果が成功になるわけで失敗しないなんてことはありません。

最近読んだジョン・ケープルズさんの『ザ・コピーライティング』という本がありますが、この本は広告のキャッチコピーをどうすれば皆に響くか実験して、その結果をもとにいい広告を出していけ!というようなことを言っています。

自分も小さいことですが実験をしています。例えば、数年前のことですが、自分は月に50GB以上利用しており、安くて通信速度もいい格安SIMを探していました。

格安SIMにも通信速度が遅いけど無制限だったり、速度は速いけど値段も高かったりといろいろ契約の種類や会社がありました。なので、自分に合った格安SIMを何個か試して、その結果ポケットWiFiという個別で持つでもいいかなと思いそこに至ります。

これも1種の実験ではないでしょうか、自分に合ったものを探すということも。これくらいなら皆さんもできる実験であると思います。

世の中にお金がすぐ欲しい需要がある事実。

著者は経験をもとに、いろいろな実験をしていきます。その中でも”CASH”というアプリをご存じでしょうか。

CASH(キャッシュ)

 

CASH(キャッシュ)

Bank, inc.無料posted withアプリーチ

このアプリは写真を撮って、価格が表示され買取が成立。後日発送するというもの。買取というものを一瞬にして行うことができる便利なもんです。

そもそもこのアプリを作り理由になったのが、世の中にお金が”今すぐ”必要な人が多いということでした。著者はそのことに気づき、このアプリを作ったというわけ。

また、TRAVEL NOWという旅行サイトも作っています。

https://travel.app/

これは旅行が行きたい!けど、今はお金がないという人に対して、後日の支払いでいいですよというもの。

内容としてはかなり画期的であると思います。旅行というのはそれなりにかかりますし、大概事前払いであります。現地払いであれば旅行時までにお金を貯めればいいのですが。。。

そこに目を付けた著者はこのサイトを作ったというわけ。

でも、そういった都合のいいことはそれなりの手数料を払うことになります。

でも、本の中でもありましたがそういったお金が今すぐ欲しい!お金がないのに旅行したい!なんて言う人は搾取されるということです。

CASHで買取したものは後日発送ということになります。つまり、その人がお金だけ受け取って発送しないという手口も可能なのです。そういうことをする人がいない体の性善説をいいますが、それなりに企業としてはリスクがあるわけです。

仮に発送はしても、傷物だったりする可能性はあるわけでやはり企業にリスクがあるわけ。

ではそれをどうやって乗り越えるのかというと、買取価格をかなり低くすることです。そうすればそのリスクというものは低くすることが可能です。

本にも書いてありますが、相場の3分の1で買い取ればだいじょうぶであるということ。(9,000円の相場で取引されているものを3,000円で買い取るということ)

また、先ほどの旅行サイトもしかりです。なぜ2か月後の支払いでいいのでしょうか。それなりの理由があるからです。それは手数料です。

本来お金を支払えるならいらない手数料を支払うことで、旅行に行けるというわけ。(本では20%上乗せして販売しているのだそう)

こうやってお金が急遽ほしい!お金がないのに旅行したい!なんて夢をかなえることは可能ですが、それなりに本来払う必要のないお金を余分に払うということになるわけです。

つまり、貧乏人は余分にお金を払い、さらに貧乏になっていくというのがこのシステムということ。

でも、そのシステムが成り立つということ。お金が今すぐ欲しい!といった人が世の中に多いということには驚かされます。

しかし、自分はこういった挑戦的なひとと仕事がしたい。

なんだかこの記事を書いていて否定的に感じてしまうかもしれませんが、自分はこの著者のことはすごく学べたなと感じています。先ほどの今すぐお金が欲しいという人たちは世の中にいっぱいいるということ。

また、著者は日々の生活を普通の人のようにし、こうやったらいいのにとか考えるようにしているそうです。そうやっていけば、世の中の利用者は「そうやってほしかったんだよ」って思う人もいるかもしれません。そうすれば既存企業よりも需要が大きくなるかもしれません。こういう考えは自分もよくあるので、これが意外とビジネスに役立つのだということを知りました。

自分は今勤めている企業は今年中に退職しますが、その後こういった面白い人たちを仕事をしてみたいという風に感じました。