【日本人よ勉強しなくていいのか?】紛争地の看護師

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今回はこちらの本を紹介していきます。

 

日本人よ、環境が整っているのに勉強しなくて大丈夫か?

この本は著者であり、国境なき医師団に所属する白川優子さんが過去17回に渡り派遣され、いろいろな人々を助けたという物語。そして、その現場は厳しいものばかりで、銃撃や砲弾、空爆といった環境下で行われている。紛争の惨さを物語っている。

そんな中で2012年シリアに派遣し、医療現場での出来事が自分の心に響いた。

当時のシリアはシリア独裁政権の弾圧に対する市民の怒りがデモになり、発展していったようだ。
最初、民衆は無装備でデモをやっていたが、政権サイドが武力行使。民衆も銃を手に取ったという助教。

そんな状況下である負傷した学生がいた。それに現地スタッフ(シリア人学生)がこう言う。

『彼はシリアのアレッポ大学の学生。彼は今だって大学で勉強したいんだ。大学で勉強来ていた若者はみんなそうだよ。銃ではなくてペンを持ちたい』(書籍より抜粋、強調は私が入れました)

負傷した彼は、本当なら勉強がしたい。けど世の中を変えるためか、自由を手に入れるためかわからないがペンより銃を選んで、負傷した。

こんな状況だからなのかわからないが、彼らは勉強がしたいと。

日本人はどうだろう。彼らのように過酷な世界に生きているか、彼らのように明日生きるか死ぬかという状況で生活している。

答えは否。

生まれてから平和で、勉強もでき、彼らと違って自由に遊ぶことだってできる。食べたいものだって食べることができる。そんな最高の環境にもかかわらず、なぜ勉強しないのか。

そういう自分も学生の時はそうだった。

かく言う自分も学生の頃は理系だったから勉強はしていた。けれど、それはあくまで卒業のためでしかなかった。世界を良くしたい、周りの人を幸せにしたいなんていう気持ちもなく生きていた。

なんてもったいない時間だったのかといまでは憤りを感じる。
だったら彼らのように本当に学びたいことを、過酷な状況であっても勉強がしたいと強く言えることを学べばよかったと。

だから、いま自分は学びたいことを本を読んだりして日々学ぶようにしている。

職場で高卒のひともいる。そういうひとから「大学行って遊んでみたかったなー」といわれることがあるが、それは大きな間違いである。
ただ、遊びたいのであれば社会人でも大学に入学することができるので行ってみればいい。バカ高い学費を払って時間を浪費する。こんな無駄なことあるだろうか。

もし、高校生がそう言った気持ちでいるのであれば、だったら早く働いたほうがいい。

以前「林修の初耳学」という番組で、萩本欽一さんが大学で勉強しているのを取り上げ、林先生は欽ちゃんの教育論である「単位のためではなく、自分の成長のために学ぶ」ということに共感していた。

正直自分が思うに、大学が高校の続きである理由が見えない。欽ちゃんの言うように成長のために学ぶのだから、別に社会人になってから「自分はこれを学びたい!」と思ったときに通えばいいと思う。高校の続きである必要はない。

日本人は一日に13分しか勉強していない。

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日本の統計を見てみると、日本人は一日13分しか勉強していないという調査結果が出ている。
平成28年 社会生活基本調査」より

平均である以上、勉強時間が多い人もいれば、少ない人もいる。
多分、多くが勉強時間0で勉強時間が長い人が牽引した結果、こういったものになっているのではないかと推測する。

これで日本大丈夫か?これでは過去には先進国であったかもしれないが、何十年かした後日本は生活には困らないけど”先進国”ではなくなっているような気がする。新興国の成長スピードはすさまじい、日本はこのままではすぐ抜かれていくだろう。気づいた時にはもう遅い。

そして、勉強しないならしないなりに、それ相応の結果(貧富の差)が出てくるだろう。

 

さぁ、日本は環境が整っているのになぜ勉強しない。
これでは日本が世界と差が開くのは必然である。

もし、自分が日本とシリアどちらに投資するかといえば、勉強がしたいと切望するシリアである。
現在も内戦やISの問題が続いている。早くそういったものがない世の中になってほしいと願い、彼らの”学びたい”という強い気持ちを早く受け入れられる世の中になってほしい。

 

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