国民に危機感を植え付け、早期から資産形成を促すのは悪なのか。

国民に危機感を植え付け、早期から資産形成を促すのは悪なのか。

6月4日に日経新聞朝刊に掲載され、TVでも”年金2000万円足りない”という話はいろいろ世間をにぎわせています。その金融庁が発表した報告書とその対応策については下記に記事にした通りです。

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で、そんな足りないという話を受け、政府はそんなことない!国民に不安を募らせたという話をしており、金融庁の報告書の内容は間違っているのかということに疑問がでます。

年金が足りないという危機感を植え付けるのは悪なのか。

しかし、年金2000万円足りないっていう金融庁の発表は悪なのかと考えると自分は”悪”ではないと思っています。

 

報告書の内容にはiDeCoや積立NISAの利用者が2%切っているというものがありました。

別にこの2つが資産運用として最適かどうかはわからないですが、たぶん世間としても投資し将来の資産形成をしている人はそんな人数なのだろうと自分は思います。もちろん、自分の周りでもこういう話は出てきません。(まぁ日本人自体がお金の話を変に嫌がるからかもしれませんが)

当然のようにマネーリテラシーの低い自分の家族はやっていません。このとき自分は疑問に思ったんですね、なぜ、そんなにも投資というものをしたくないのかと。

自分の親の話を聞く限り、ある1つのことがわかりました。

なぜ世の中の人がこんなにも投資をして資産形成をしないのかを考えると、それは圧倒的に損をしたくないからであるということに至りました。例え100円投資して0円になるのも嫌。1円たりとも失いたくない、なら投資なんてしないというふうに世間一般では思っているのでしょう。

また、新しいものに対しての不安感というもので、挑戦しようとする考えもないのでしょう。いままでこれで生きているのだから別に投資なんて必要ないじゃないか!という感じもあるでしょう。

つまりまとめると、損をしたくないというか、将来に対しての不安感やひっ迫感がなくて必要性を感じていないからである。

今回の報道で、少なからず数%の人には将来の不安感という種ができたと思う。そのなかでの一部では行動し政府の推奨する資産形成をする人が増えるかもしれない。

そう考えると世間としてこういうふうにいい意味で危機感をもたらしたと考えれば、金融庁の発表はなかなか良かったものだと思う。

 

冒頭にも話した通り、政府はこれに関して否定的であるけどこれは何なのだろう。この政権としての短期的な目的が保守であるなら失敗である。つまり、本当に国民を思っての発言ではないでしょう。大切なことを包み隠して、自分の時は時限爆弾が爆発しないのようにそっとしているのと同じです。

もし本当に国民のことを思っているのであれば、自分の政権がどうなろうとも早期に国民に将来への危機感を与え、正しい資産形成を促すという長期的な目線で取り組むのが正しい行動なのではないだろうか。