『ハドソン川の奇跡』を見れば、日頃の準備の大切さを理解できる。

 

 

先日、フライトシュミレーターにて飛行機を操縦してからというもの、自分がやりたかったことは何なのか考えるようになり、高校生の時に感じた”あぁ、自分は空を飛びたい”という気持ちがよみがえっています。

そのため、現在、海外での飛行機の資格を取得するため、いろいろ勉強しているところなのですが、問題集や参考書を読むことだけが勉強ではなく、パイロットの本や映画というものを見ることも重要なことであると考える自分は、そういったものの情報も集めています。

そのなかで今回は”ハドソン川の奇跡”という映画を紹介したいと思います。かなりいい物語なので、ぜひ見たほうがいいですよ。

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全員生還!でも、機長は正しかったのか悩まされる重圧を知る。

まず、この話をするにあたり、行っておきたいことがあります。

 

この映画の物語は、実話です。

 

そう、これは2009年1月15日に起きた、USエアウェイズ1549便がハドソン川に不時着水したときの物語なのです。

当時高校生で、ニュースに興味のなかった自分ですら、そんなことあったなーという印象があるくらいですから、かなり衝撃的で大きなニュースだったと思います。

 

その飛行機の機長であるサリーは、映画の主人公。彼が操縦する飛行機が離陸2分後、バードストライクに遭遇し、2つあるエンジン両方とも停止になりました。余談ですが、実は飛行機ってエンジンが1つ止まっても飛ぶことができるのです。

しかし、今回は2つとも止まってしまった状態。つまり、状況としては加速することもできませんし、高度を上げることもできない状態で、ただ失速し、落ちていくという状況になります。

 

そして、その208秒後。ハドソン川に着陸しているということになります。管制塔から空港に戻れるからという指示もあったのにもかかわらず、彼はなぜ着水を決めたのか、なぜその判断ができたのかというところがストーリーとして1つの見どころになります。

 

また、その結果、乗客155名の生存という”奇跡”の結果となりましたが、シュミレーターでは空港に戻ることもできたんじゃないか?という結果も出ており、彼は悩まされます。

機長というのは、そういった正しいことをやったのにもかかわらず、お前の判断は間違っていたのではないか?という言葉の暴力をバシバシと投げつけられます。これが乗客を安全に目的地まで運ぶという、機長というパイロットという仕事の責務の大きさであると実感させられました。

 

映画の最後に本人のインタビューがあり、自分的に印象に残った部分を紹介しますね。

 

当時の副機長の人がサリーについて『サリーにとって準備こそ、すべてだ』ということを語ります。

また、ハイキングに行くため飛行機で山に向かった際も、『緊急着陸の地点も不時着水の場所も決めてある』という頭の中で事前にあらゆる事態を想定していたということを奥さんは語っていた。

 

彼がこのような”奇跡”を生んだのは、常日頃からの決して無駄にはならない過剰な準備によるものであると感じる。飛行機というのは飛んでしまえば、操縦できるのは2人しかいない。つまり、乗客の命というのは2人にかかっているといっても過言ではない。

今回は想定したことのない、過去に例のないもんでしたから失敗しましたーでは済まされないのである。だから、彼はすべて想定したうえで運航していたんだろう。

 

これは自分が今後飛行機を運転するうえで、一番大切にしなけらばならないことであるということを今のタイミングで知れたことはかなり大きい。ありがとう。

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